家庭の防犯対策

犯罪の傾向

平成29年中の侵入窃盗(空き巣)の傾向

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平成29年の都内における侵入窃盗の認知件数は5,237件で、前年に比べて+7件(0.1%)増加しています。
侵入窃盗のうち、空き巣が占める割合は39.6%となっています。

侵入窃盗の手口別発生状況

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空き巣
家人等が不在の住宅の屋内に侵入し、金品を盗むこと
出店荒し
閉店中の店舗に侵入し、金品を盗むこと 事務所荒し 会社、組合等の事務所に侵入し、金品を盗むこと
忍込み
夜間家人等の就寝時に住宅の屋内に侵入し、金品を盗むこと
金庫破り
事務所等に侵入し、金庫(手提げ金庫を除く)を破って金品を盗むこと
居空き
家人等が在宅し、昼寝、食事等をしている隙に住宅の屋内に侵入し、金品を盗むこと
学校荒し
学校等の建物に侵入し、金品を盗むこと
病院荒し
病院、診療所等の建物に侵入し、金品を盗むこと

侵入窃盗の場所別発生状況

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侵入窃盗の場所別では、住宅が54.8%を占めています。
内訳は、一戸建て住宅23.3%、その他の住宅20.3%、中高層住宅(4階建て以上)11.2%となっています。
※「その他の住宅」~「一戸建て住宅」「中高層住宅(4階建て以上)」以外の住宅で、3階建て以下の共同住宅、テラスハウスなどをいいます。

空き巣の侵入口

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住宅対象侵入窃盗は縁側、ベランダ、居室などの窓からの侵入が61.3%と多くなっています。
玄関などの出入口からの侵入については38.7%となっています。

空き巣の侵入手段

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空き巣の侵入手段は、住宅の種類に応じて違っています。
一戸建て住宅では、ガラス破りが多くなっていますが、中・高層住宅及びその他の住宅では無施錠が多くなります。
ドアや窓は確実に施錠してください。

犯罪防止の3つの対策

1.時間かせぎ

侵入に5分以上かかると、7割以上の泥棒は侵入をあきらめると言われています。
泥棒の侵入口となり得るドアや窓等、総合的な対策が必要です。

【ドア対策】
・ワンドア・ツーロック
1つのドアに2つ以上カギを取りつけましょう。 侵入に要する時間も2倍となります。
・シリンダー交換
シリンダー(カギ穴を含む周辺の円筒部)を、防犯性の高いものに交換しましょう。
・ガードプレートなどの取りつけ
バール等による錠破り対策として、強力なガードプレートをつけましょう。
・サムターン回し対策
扉の内側のサムターンにも、特異破り対策部品をつけましょう。

【窓対策】
・窓に丈夫な面格子
ステンレス製又は強化されたアルミ製・鉄製の防犯面格子をつけましょう。
※窓の内側につけるタイプの面格子も有効です。
・窓もツーロック
カギ付補助金具やカギ付クレセントで窓もツーロックにしましょう。
・防犯ガラス・防犯フィルム
破られにくい防犯ガラスや防犯フィルムも有効です。

2.目

ドロボーは顔をみられるのを嫌います。

【防犯カメラ】
ドロボーなどの不審者は、見られていることや録画されていることを嫌います。
防犯カメラが、大切な場所に向いていると、防犯・抑止効果を発揮します。
屋外ドームカメラ/屋内カメラ/屋外カメラ/4分割ユニット

【テレビドアホン】
ドロボーはインターホンなどを使って不在確認をします。テレビドアホンなら、顔を見られると思い侵入をためらいます。
カメラドアホン/カメラドアホン子機

3.光・音

明るく照らして防犯効果をアップしたり、音でドロボーを威嚇、犯罪を抑制します。

【照明・防犯灯】
門・玄関まわりなどの建物の周辺や道路を明るくすることで、夜間の防犯効果が高まります。
防犯灯

【センサー付きライト】
人が近づくとセンサーで感知し、自動的にライトが点灯し、ドロボーを威嚇します。
センサライト

【フラッシュライト】
非常時にライトを点滅させて威嚇すると同時に近所に知らせます。
フラッシュライト

【警報ベル・サイレン】
張り巡らされたセンサーでドロボーを感知すると大きなベルの音で威嚇し、異常を知らせます。
警報ベル/サイレン

【防犯システム】
音と光で威嚇・抑止するために、センサ・コントローラなどを組み合わせます。
赤外線センサ/パッシブセンサ/無線コントローラ

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